「MOS資格のExcelエキスパートについて知りたい。自分が合格できそうな難易度なのかな?どれぐらい勉強すれば合格できるのかな?」
といった疑問に答えます。
本記事の内容
難易度は「パソコン初心者でも合格を狙える」程度だが対策は必要
MOS Excelエキスパートの合格率は60%程度と言われています。
なので難易度としては「易しい」と言えます。
適切な対策をすることでパソコン初心者の方でも十分合格を狙える資格となっています。
合格に必要な勉強時間はスキルによって異なる
MOSエキスパート試験合格に必要な勉強時間はどれだけExcelの知識があるかによって変わってきます。
目安としてはこれぐらいです。
- 普段からExcelをよく使う人:20~30時間
- たまにExcelを使う人 :30~50時間
- ほとんどExcelを使わない人:50~100時間
ご自身の経験がどれにあてはまるか考え、スケジュール作成に役立てて下さいね。
オススメは平日2時間、休日3時間程度の学習です。
そうすれば、たまに休みの日を入れても1カ月~2か月で合格に必要な知識が身につく計算になります。
出題範囲
MOS Excelエキスパートの出題範囲はこのようになっています。
- ブックのオプションと設定の管理
- ユーザー定義のデータ表示形式やレイアウトの適用
- 高度な機能を使用した数式の作成
- 高度な機能を使用したグラフやテーブルの作成
条件付き書式やSUMIFS、VLOOKUPなどの関数
普段から業務でExcelを使用している人にとっては、よく使う機能や関数なのでさほど難しくないと思います。
しかし、普段からExcelを使用しない人にとってはどのような処理なのかイメージし辛いと思うので難易度は上がります。
出題範囲の詳細は別記事にまとめてありますので興味のある方はご覧ください。
勉強方法は3種類から選択
勉強方法は以下の3種類です。
- テキストを使用した独学
- 通信教育
- パソコン教室に通う
それぞれの勉強スタイルについて深堀りします。
テキストを使用した独学
独学での学習がオススメなのはこんな方です。
- 普段からExcelをよく使う方
- とにかく学習費用を安くしたい方
- 時間に縛られずコツコツ勉強したい方
通信教育だと学習できる期間が決まっていたり、パソコン教室だと決められた時間に通う必要があります。
しかし独学であれば「勉強しよう」と思った瞬間に勉強を始められるのがメリットとして挙げられます。
また、費用も安く済むのでとにかくお金を掛けないで合格を目指す方には独学が一番です。
通信教育を使用する
通信教育がオススメなのは
- たまにExcelを使うことがある方
- 一発合格したい方
- 2万円程度なら投資できる方
です。
実は通信教育が一番オススメです。
理由としては、動画とテキストの学習で初心者でも理解がしやすく、実際パソコン素人の妻がユーキャンで学習して合格しているからです。
僕はテキストでの学習を妻に勧めたのですが、「本屋さんで立ち読みしてみたけどさっぱりわからなかった」と言われました。
そこで、ちょっと高いですがユーキャンで学習することにしたのです。
詳しくは別記事にまとめてありますのでよかったら読んでみて下さい。
パソコン教室に通う
パソコン教室がオススメなのは
- ほとんどパソコンに触ったことがない程度の方
- なにがなんでも合格したい方
- 投資を惜しまない方
です。
ほとんどパソコンに触ったことがないレベルだとそもそもパソコンの操作に慣れるのに時間がかかります。
パソコン教室であれば電源の入れ方から教えてくれますし、講師の方がMOSに合格できるレベルか判断してくれますので不合格になるリスクがほとんどありません。
ただやはりお値段がそれなりにするので、Excelを使ったことがある方であれば通信教育をオススメします。
エキスパート試験に合格するメリットは「努力して達成した成功体験を得ることができる」こと
スペシャリストはExcelの基本的な使い方からちょっとした活用レベルでしたが、エキスパートではより高度な使い方が身に付きます。
就職や転職においても「この人はExcelがそれなりに使えるんだな」という印象を与えることもできます。
しかし、僕は一番のメリットは「合格を目指して努力し、達成した成功体験を得ることができること」だと思っています。
社会人で自らの意思で勉強する人の割合は3割程度だと言われています。
つまり、MOSエキスパート試験合格を目指し勉強しているあなたは社会人の中で上位3割ということです。
その中で合格率6割の試験に合格したということは、上位2割のとても貴重な人材です。
誇っていいです。
今後の人生において、壁にぶち当たったときにMOSエキスパート試験に合格したことを思い出せば、突破できるはずです。